bend sinister

21世紀のベスト・アルバム(これまでのところ)⑱

Diiv / Is the Is Are

表面上だけを聴き流していると、同じような曲が17曲1時間強に渡って続くアルバムのように思えるが、
ちゃんと聴き込めば原石のダイヤのような煌めきがあらゆるところに隠されていることが分かってくる。
繊細で綺麗なギター・リフを作る才能は素晴らしく、来るべきボーカル・ラインを予告、
あるいは先取りするように鳴らされるギターのフレーズが曲を引っ張っていく。
下に貼り付けた「Under the Sun」くらいに分かりやすい曲が後半にもう1曲あれば、
時代を画するような作品になったのに、と思わないでもないが、それでも大変な名作であることに変わりはない。



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# by ok-computer | 2017-09-23 12:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第9番ホ長調op.14-1」

ゴダールの映画『メイド・イン・USA』の劇中において、第一楽章の第一主題が切り取られて、執拗に何度も繰り返し使用されるので、映画が終わった後には耳から離れないようになってしまった。以来、ベートーヴェンのソナタ録音を聴くときには特に気になる1曲。ハイドンやモーツァルトからの影響と、彼らとベートーヴェンとの違いの両方がよく分かる作品ではないかと思う。今日聴いていたのはスティーヴン・コヴァセヴィッチの録音だが、YouTubeには無かったので、リチャード・グードの演奏で。



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# by ok-computer | 2017-09-10 21:10 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

21世紀のベスト・アルバム(これまでのところ)⑰

Gorillaz / Humanz

短めのすばらしい楽曲が次から次へと繰り出されてくる凄いアルバム。
(強力なコーラスを持つ「We Got the Power」など、ラスト曲なのに短過ぎて勿体ないくらい)
時代と同期したサウンドは一見軽薄に聴こえるかもしれないが
聴き込めば中身もちゃんと詰まっていることに気付かされるだろう。
ここに来てますます豊穣になりつつある、デーモン・アルバーンの汲めども尽きぬ才能に驚嘆させられる一枚。


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# by ok-computer | 2017-09-06 22:18 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

21世紀のベスト・アルバム(これまでのところ)⑯

N.E.R.D / In Search of…

「Happy」はファレル・ウィリアムスをお茶の間のスターにしたが
音楽ファンがより愛しているのはこのアルバムの方かもしれない。
『GIRL』を聴いて、なぜファレルがこれほど持て囃されるのか分からなかった人は
名曲が目白押しのN.E.R.Dのデビュー作『In Search of...』をぜひ試してみてほしい。


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# by ok-computer | 2017-08-29 00:07 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

21世紀のベスト・アルバム(これまでのところ)⑮

Bombay Bicycle Club / So Long See You Tomorrow

ギター・バンド然とした初期の頃とは大分趣きが変わってきているようで
無国籍風の味付けとバンド・サウンドに絡まる電子音の配置が巧みになり、
聴き手を高揚させるようなフックがどんな曲にも織り込まれているのがスゴイ。

ロック・コンサートに行かなくなって久しいが、
野外フェスでのんびりビールでも飲みながら
こんな音をずっと聴いていたら気持ち良いだろうな、と思わせる。



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# by ok-computer | 2017-08-28 18:54 | 音楽 | Trackback | Comments(0)