bend sinister

2012/9/23

▼ジョン・コルトレーンの『The Prestige Recordings』を聴き終える。▼16枚組のボックスセットがamazonで何と2800円くらいで購入することができた(現在は値上がりしている)。▼最近ジャズを扱うブログをいくつかチェックしたりしているのだが、世の中にはオリジナル盤に10万円以上ものお金を出す人もいれば、ぼくみたいにいかに安くCDを購入できるかに腐心する者もいるわけで、そのあまりのギャップに驚くというか感心するというか呆れるというか、読んでいていろいろ考えさせられる部分があります。▼まあぼくの場合、オリジナル盤の音の良さを実感するほどのオーディオ環境は持ち合わせていないし、10万円もあればCD100枚以上は購入できる自信(?)があるので、それはそれでいいのだけれども。▼この16枚組にはコルトレーンがプレスティッジ・レコードに残した録音のうち、マイルスのリーダー作以外のすべてが収録されている。▼コルトレーンの初期作品をこれほどまとまって聴くのは初めてで、サイドメンとして参加している作品などはこういう機会でもなければ接することもなかったかもしれないので興味深く聴かせてもらった。▼そして、こうして並べて聴いてみるとコルトレーンのリーダー作の飛び抜けた素晴らしさをより実感させられることになる。▼マル・ウォルドロンやレッド・ガーランドといった人たちのリーダー作でももちろん良いものはたくさんあるのだけど、同じようなスタンダード曲を演奏するにしても、コルトレーンが実権を握るようになると明らかに響きが違ってくる。▼なぜそうなるのか、それほどジャズに詳しくはないのでそれを説明できないのが歯痒くあるのだが。▼データを見ると、最初のレコーディングが1956年5月で最後が58年12月ということで、たった2年半あまりでこれだけの録音を残したということになる。▼さらに、この間にはあの『Blue Train』をブルーノート・レコードに残しているわけで、コルトレーンの疾風怒濤の人生を音で垣間見る思いがする。

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by ok-computer | 2012-09-23 22:46 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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