大阪芸術大学31
今日はとても寒かったこともあって、いつもより長めに演奏学科のコンサートを聴いていました。
お名前は失念しましたが、「夜のガスパール」のスカルボを弾いた方が印象に残りました。
一番下の写真は美術学科日本画コースの戸室桂奈さんによる『ならず者』という絵画。
今日見たなかでは一番気に入った作品です。
身内がこのブログを拝見させていただいたらしく、私の作品の記事があったと報告してきました。
ただいま、大阪芸術大学の大学院に所属しておりまして
作品に自信がなくナーバスになっていた今でしたので、とても嬉しく思いました!
ありがとうございます
戸室ケイナで作家活動をしておりますので、今後もよろしくお願いします
コメントありがとうございます!
家が比較的近いこともあって、大阪芸術大学の卒展はここのところ毎年お伺いさせてもらっています。
戸室さんの作品は、あれこれと分析する前に(そもそもそんな鑑識力はありませんが)とにかく一目見て「すごい!」と心を鷲摑みにされました。
絵画を構成するひとつひとつのピースを取り出してみるとどれもイメージがはっきりしていて、特段抽象性が高いということもないと思うのですが、全体として眺めてみると、『ならず者』という、そのタイトルにも関わらず、一義的な解釈に留まらないような印象がありました。
お返事する前に、戸室さんについてググらせてもらって、小さい画像で細部はよく分かりませんでしたが、『deny me and be doomed』という作品も拝見しました。『ならず者』とはもちろん違いますが、一貫するところも感じられる、これも素敵な作品ですね。タイトルはネガティヴですが、絵からは必ずしもそういう印象を受けないところは興味深いです。