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ローリング・ストーンズ『Through the Past, Darkly』

▼ローリング・ストーンズの『Through the Past, Darkly (Big Hits Vol. 2)』を聴く。▼ブライアン・ジョーンズの追悼盤としての性格も持つアルバムだが、ブタ鼻みたいになっている、ブライアンがあまり格好良いとはいえない写真がなぜかジャケットに使われている。▼また、「Mother's Little Helper」「You Better Move On」「Sittin' on a Fence」といった録音時期的には『Big Hits (High Tide and Green Grass) 』に入っていてもおかしくない楽曲が含まれていることが、このアルバムが間に合わせに編集されたことを物語っている。▼とは言え、シングル曲を中心とした楽曲はどれも素晴らしいもので、この時期のオリジナル・アルバムである『Between the Buttons』『Their Satanic Majesties Request』よりもクオリティは高いのではないかと思う(『Satanic Majesties』は個人的には好きですが)。▼「Let's Spend the Night Together」と「Ruby Tuesday」が同じシングルのA面とB面だったなんて、今考えると何と贅沢だろう(あるいはもったいない)と感じる。▼ぼくが偏愛するのは「We Love You」で、麻薬所持で投獄されたミックとキースが、サポートしてくれたファンに向けたメッセージ・ソングとして知られ、ビートルズのジョンとポールがコーラスで参加していることでも有名だが、サイケデリック期のストーンズの最高の成果のひとつではないだろうか。▼この楽曲には、プロモーション・フィルムも制作されていて、当時のレコーディングの様子も垣間見れるのだが、クスリで完全に目がトンでしまっているブライアンの姿を確認することもできる。

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by ok-computer | 2015-02-08 10:05 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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