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大阪芸術大学37

毎年恒例、大阪芸術大学の卒業制作展に行ってきました。
今年は家族と一緒だったので、例年と違った楽しみ方ができました。

上から、佐伯至織さんの『考え事』、木村葵さんの『GALACTIA』、中川舞香さんの『思い出』、
谷崎健一朗さんの『雨上がりの午後』、一番下は残念ながら作品名・作者ともに不明です。

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by ok-computer | 2015-02-28 10:04 | アート | Trackback | Comments(2)

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第13・14番

▼ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番と14番を聴く。▼13番は、当初第六楽章として予定されていた、いわゆる『大フーガ』が外されて、より明るく軽い終楽章に差し替えられたことで何かと話題となる作品だが、出来如何はともかくとして、それまでの楽章の印象を破壊してしまうような『大フーガ』よりも、改作後のほうが全体のバランスや統一感が保たれていることは間違いないと思う。▼第二楽章や第四楽章のように短く、一聴すると橋渡し的にも思える楽章においても手抜きなく、硬軟取り混ぜて聴き手の緊張感を持続させてくれる。▼一方、14番は13番よりさらに長く、全7楽章もある作品だが、16あるベートーヴェンの弦楽四重奏曲のなかでどれかと問われれば、ぼくはこれを選ぶ。▼変奏曲形式の第四楽章は15分を超える長大な楽章だが、美しい楽想(それでいて関連しあった楽想)が次々と現れてきて、飽きるということがない。▼いずれもが晩年のベートーヴェンを代表する天才的な作品で、「天才的」という形容詞は彼には相応しいものではないかもしれないが、ハイドンやモーツァルトがここまで深淵な世界を描いたことはなく、バッハの作品群に対峙できる唯一の存在だという気がする。▼それでいてきわめて人間臭い部分を感じさせてくれるところに、この作曲家の本質のようなものがあるのかもしれない。

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by ok-computer | 2015-02-27 20:26 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

ローリング・ストーンズ『Through the Past, Darkly』

▼ローリング・ストーンズの『Through the Past, Darkly (Big Hits Vol. 2)』を聴く。▼ブライアン・ジョーンズの追悼盤としての性格も持つアルバムだが、ブタ鼻みたいになっている、ブライアンがあまり格好良いとはいえない写真がなぜかジャケットに使われている。▼また、「Mother's Little Helper」「You Better Move On」「Sittin' on a Fence」といった録音時期的には『Big Hits (High Tide and Green Grass) 』に入っていてもおかしくない楽曲が含まれていることが、このアルバムが間に合わせに編集されたことを物語っている。▼とは言え、シングル曲を中心とした楽曲はどれも素晴らしいもので、この時期のオリジナル・アルバムである『Between the Buttons』『Their Satanic Majesties Request』よりもクオリティは高いのではないかと思う(『Satanic Majesties』は個人的には好きですが)。▼「Let's Spend the Night Together」と「Ruby Tuesday」が同じシングルのA面とB面だったなんて、今考えると何と贅沢だろう(あるいはもったいない)と感じる。▼ぼくが偏愛するのは「We Love You」で、麻薬所持で投獄されたミックとキースが、サポートしてくれたファンに向けたメッセージ・ソングとして知られ、ビートルズのジョンとポールがコーラスで参加していることでも有名だが、サイケデリック期のストーンズの最高の成果のひとつではないだろうか。▼この楽曲には、プロモーション・フィルムも制作されていて、当時のレコーディングの様子も垣間見れるのだが、クスリで完全に目がトンでしまっているブライアンの姿を確認することもできる。

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by ok-computer | 2015-02-08 10:05 | 音楽 | Trackback | Comments(0)